04月10日(金)
睡眠時無呼吸症候群
いびきがひどい、睡眠時に呼吸が止まっていると奥さんに言われる方がよくみられます。
小児では扁桃肥大、アレルギー性鼻炎による鼻づまり、成人では肥満による咽頭狭窄、舌根沈下で起こります。
いびきがひどくなると睡眠時無呼吸になります。
7時間の睡眠中30回以上、1時間で5回以上の無呼吸で睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
検査として、電子内視鏡で原因となる鼻咽腔を観察します。
本人は気づきませんので、簡易睡眠検査を行います。
検査は装置を貸し出し、自宅で測定して解析し、無呼吸回数、無呼吸指数が判定されます。
これによって治療方法が選択します。
体重増加の人は減量治療を行います。
呼吸を改善するために寝ているときに鼻から空気を呼吸に合わせて送り込む機械を装着します。(経鼻的持続陽圧呼吸療法)CPAP治療を貸し出され毎日自宅で装着睡眠します。
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