04月10日(金)
乳幼児の鼻づまり
乳幼児は鼻からしか呼吸できないので、鼻が詰まると呼吸が苦しくなります。
夜何回も起きますので母親も寝不足になります。
おっぱいを飲む量が少ないのは鼻が詰まっている為息が苦しいからです。
投薬で鼻水が減り楽になることもありますが、
赤ちゃんは鼻が噛めませんので吸引除去しないと改善しません。
市販の鼻吸い器では入り口の前部分は取れますが、鼻の奥の鼻水は取れません。
後鼻漏となり喉に落ちると咳の原因になります。
鼻の後部の鼻水を取るために、ゴムのネラトンカテーテルを鼻の入り口から10 cmほど入れて吸い取ります。
暴れてもゴムですので鼻の中の粘膜は傷つきません。
乳幼児は嫌がりますが、呼吸が楽になり、昨晩寝ていないと帰宅してすやすや寝てお母さんには好評です。
夜が心配で夕方に2回来られる方もいます。赤ちゃんも何回かしていると、楽になるとわかると暴れずできるようになります。
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